結論:次の仕事に必要な1〜2種類から

GROW Agent プロデューサー(以下GROW)は15種類の資料を案内していますが、全部を作る必要はありません。いま止まっている仕事を一つ選び、それに必要な資料から作ります。

いまの状況まず作る資料
何が問題か分からないWebサイト診断書、現状サイトマップ
上司に改善を提案したい提案書(概算見積つき)、社内共有資料
制作会社に依頼したい提案依頼書(RFP)、概算見積書
誰に向けたサイトか固めたいペルソナ、カスタマージャーニー
集客を外部に頼みたい集客施策依頼書、競合分析

この対応は当サイトの活用提案です。公式案内では、相談・資料作成とも無料です(2026年10月確認。変更される場合があるため公式で確認してください)。

現状を把握する資料(5種類)

現状サイトマップ、Webサイト診断書、アクセス解析レポート、脆弱性診断、競合分析が案内されています。下の表の「使い道」と「確認すること」は当サイトの整理です。

資料使い道の例受け取った後に確認すること
現状サイトマップ今のページ構成を一覧にして共有する抜けているページ、古いページがないか
Webサイト診断書改善点を洗い出し、優先順位を考える指摘が事実か、自社の目的に合うか
アクセス解析レポート見られているページ、流入の傾向をつかむ実測か推定か、対象の期間
脆弱性診断公開ページから分かる範囲の気になる点を知る本格的な診断が必要か、誰に相談するか
競合分析同業のサイトと見せ方を比べる比べた相手が本当に競合か
  • アクセス解析レポートは、GA4などを接続しない場合は推定値になると明記されています。実測値と混同しないようにしましょう。
  • 脆弱性診断は、公開ページから分かる範囲の簡易的な確認とされています。本格的なセキュリティ診断の代わりにはなりません。

改善点の探し方そのものはサイトの改善点がわからないときの見つけ方でも扱っています。

新しいサイトの方向性を考える資料(5種類)

提案サイトマップ、構成ラフ、デザインコンセプト資料、ペルソナ、カスタマージャーニーが案内されています。

資料使い道の例受け取った後に確認すること
提案サイトマップ新しいページ構成の案を共有する今のページで残すもの・なくすもの
構成ラフページごとに載せる内容と順番を考える社内で原稿を用意できる内容か
デザインコンセプト資料見た目の方向性を社内でそろえる会社のロゴや色の決まりと合うか
ペルソナ想定するお客様像を一人の人物として描く実際のお客様の声とずれていないか
カスタマージャーニーお客様が知ってから問い合わせるまでの流れを整理する自社の営業の流れと合っているか

見栄えだけで決めず、誰に何を伝えたいのか、問い合わせまでの導線が入っているかを確認します。ペルソナは架空の人物像なので、実際のお客様の声と照らし合わせて使います。作り方はペルソナとカスタマージャーニーを一人で作る手順、お客様の声の集め方は顧客の声を集める方法にまとめています。

社内説明や発注準備に使う資料(5種類)

提案書(概算見積つき)、概算見積書、提案依頼書(RFP)、社内共有資料、集客施策依頼書が案内されています。

資料使い道の例受け取った後に確認すること
提案書(概算見積つき)上司に改善の方向と費用感を説明する結論と、決めてほしいことが書かれているか
概算見積書予算の目安を社内で相談する含まれる範囲と、金額を左右する条件
提案依頼書(RFP)制作会社に同じ条件で提案を頼む範囲・日程・予算が自社の事実と合うか
社内共有資料関係部署に進め方を共有する社外秘の情報、専門用語の説明
集客施策依頼書広告やSEOなどの施策を外部に頼む目的と、成果を何で判断するか

予算や日程、対応範囲が未確定なら、決定事項として配布しないことが大切です。概算金額は目安であり正式な見積ではないと公式でも案内されています。上司向けの提案書の書き方はホームページ改善提案書の書き方、RFPはRFPにまとめたい項目も参考にしてください。

仕事の段階ごとの組み合わせ例

以下は、架空の担当者を想定した組み合わせの例です。当サイトの活用提案で、公式が案内する使い方ではありません。

  1. 何から直すか分からない新任の担当者:Webサイト診断書と現状サイトマップで現状を把握し、気になる点を一覧にする。上司への報告が必要になったら、提案書を追加する
  2. 上司から改善案を求められている担当者:診断書で改善点を整理したうえで、提案書(概算見積つき)と社内共有資料を作り、会議で判断してもらう
  3. リニューアルの依頼先を探している担当者:提案サイトマップで新しい構成の案を作り、RFPと概算見積書をそろえて複数の制作会社に渡す
  4. 広告やSEOを外部に頼みたい担当者:競合分析とアクセス解析レポートで現状を確かめてから、集客施策依頼書を作る

作る前に用意すること

公式の案内では、アカウント登録は不要ですが、開始時にサイトのURL・会社名・名前・連絡先を入力します。

  • サイトのURL:公開ページを読み込みながら相談が進みます。公開前・社内限定のサイトは読み込めないため、話を聞きながら要件を整理する形になります
  • アクセス解析の接続:GA4・Search Console・Google広告は任意で接続でき、接続すると実際の数値で分析すると案内されています(読み取りのみ)。広告を接続した場合は、15種類とは別に広告レポートも作れます
  • 社内の確認:会社名や連絡先、アクセス解析のデータを外部サービスに入れてよいかを、事前に上司や管理者に確認します

相談の準備全体は相談する前に整理しておきたい5つのことにまとめています。

ファイル形式と、他社への提出

運営会社の発表では、PDF・Word・PowerPoint・Excel・HTMLなど、形式を含めて22通りで出力できるとされています。社内で手直しするならWordやPowerPoint、そのまま配るならPDF、と使い分けられます。

使い方選びやすい形式(当サイトの提案)
社内で文章を直してから使うWord
会議で画面に映して説明するPowerPoint
数字や見積もりの表を加工するExcel
手を加えずに配る・保管するPDF

資料の著作権は相談者に帰属し、他社への提出も可能と公式のよくある質問で案内されています(利用規約 第3条)。GROWで作ったRFPを他の制作会社に渡して比べることもできます。また、相談の内容は人の担当プロデューサーに記録ごと引き継げると案内されています。

よくある失敗

資料を作るときにつまずきやすい点を、当サイトの整理として挙げます。

  • 全部の資料を一度に作る:確認しきれない量になり、どれも中途半端なまま残りがちです。
  • 推定の数字をそのまま社内に出す:アクセス解析を接続していない場合の数字は推定値です。実測と書き分けます。
  • 概算金額を予算として扱う:正式な見積もりは、依頼先から別に取ります。
  • ペルソナを確かめずに使う:架空の人物像なので、営業担当やお客様の声と照らし合わせます。

受け取った後に確認すること

  • 会社情報・サービス内容は正しいか
  • 数字は実測か推定か(接続の有無)
  • 概算金額の前提(範囲・素材・期間)は自社に合っているか
  • 未確認の箇所に印がついているか
  • 社外に渡す資料に、社外秘の情報が入っていないか

詳しくはAIが作った提案書を、そのまま提出する前にをご覧ください。このページは公式の資料一覧を整理したもので、当サイトでは実際の出力品質や所要時間は検証していません。